クイズ(気仙沼・南三陸・石巻エリア)
水揚げ日本一の生鮮カツオをはじめ三陸の漁業基地となっている気仙沼。中でも全国の水揚げの70%以上を占めるのが中華の高級食材フカヒレの原料になるサメ。市場隣にはサメをテーマにした「シャークミュージアム」もあり、市内の寿司店では名物「気仙沼ふかひれ丼」が味わえます。
気仙沼市街の対岸に浮かぶ「大島」は“緑の真珠”と呼ばれる自然豊かな島。360°の絶景が楽しめる「亀山」や、鳴き砂海岸の「十八鳴浜」などの見所に加え、地引き網やシーカヤックなどの体験も人気。現在、本土と島を橋で結ぶ工事が進んでおり、2019年春の開通を目指しています。
他の地域とは異なる食べ方で、気仙沼のソウルフードとも言えるのが「気仙沼ホルモン」と呼ばれる豚のモツ焼き料理。生の豚ホルモンをにんにく味噌で味付けし、ウスターソースや醤油をかけた千切キャベツと一緒に食べるのが気仙沼流。お店でも家庭でも人気です。
1960年に起きたチリ地震津波がきっかけではじまったチリと南三陸町の交流。2011年の東日本大震災では、世界で初めてイースター島の石で彫られた本物のモアイが海を渡りました。世界に2体しかないという眼入りのモアイ像は、町の復興を温かく見守ってくれています。
震災で建て替えられたJR石巻線の終着「女川駅」は、女川の復興のシンボル。ウミネコが羽ばたく様子をイメージしたというモダンなデザインの3階建て駅舎の2階には「女川温泉ゆぽっぽ」という町営の温泉施設が併設されており、入浴料大人500円で誰でも気軽に温泉が楽しめます。
石巻市街を流れる北上川の中州にある「石ノ森萬画館」は、「仮面ライダー」や「サイボーグ009」などの作品で知られる石ノ森章太郎のマンガミュージアム。貴重な原画の展示や作品世界を再現したアトラクションで、石ノ森ワールドが満喫できます。
牡鹿半島の突端に浮かぶ金華山は、奥州三霊場に数えられる信仰の島。島全体が神域になっており、神の使いとして保護されている野生の鹿が多数生息しています。中腹にある「黄金山神社」は、3年続けてお参りすれば一生お金に困らないと言われることから、毎年多くの参詣客が訪れます。
今から約400年前、仙台藩主・伊達政宗がスペインに使節を送るため建造した日本製の西洋型巨大帆船。牡鹿半島と太平洋を一望できる高台には、その歴史的偉業を伝える博物館「サン・ファン館」があり、復元された実物大の船を中心に、慶長使節の歴史や大航海時代の帆船文化を紹介しています。
石巻から船で1時間ほどの所にある田代島は“猫の島”として愛猫家の間では有名。島民より多くの猫が地域に溶け込んで暮らしています。漁業が中心のこの島では、猫は昔から“大漁をまねく”招き猫として大切にされており、島には猫を祀る猫神社もあります。
航空自衛隊唯一のアクロバット飛行隊が東松島市にある松島基地に所属する「ブルーインパルス」。青と白にカラーリングされた6機の機体が大空で展開するパフォーマンスは驚きの連続です。事前に連絡すれば基地内を見学することもでき、基地上空で訓練飛行の様子を見ることもできます。