クイズ(階上・八戸エリア)
普通はそのままパリパリ食べる煎餅を、汁物の具材として使った郷土料理。「おつゆせんべい」と言われる汁専用の南部煎餅を割って、醤油ベースの鶏だしやサバだしのスープに入れ、他の具材と一緒に煮立てます。煎餅が汁を吸い、ほどよい硬さのアルデンテになったら食べ頃です。
屋内型の市場としては国内有数の規模を誇る「八食センター」。水揚げされたばかりの新鮮な魚介類や生鮮野菜、県南地方の物産やお土産など何でも揃います。市場で買ったばかりの魚介を持ち込んでその場で焼いて食べることができる「七輪村」も人気。
ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている蕪島。繁殖期の3月~8月頃になると島は約3万羽のウミネコで埋め尽くされます。そこで活躍するのがウミネコの糞避けのための傘。糞に当たった人は神社の社務所で「会運証明書」の発行をしてくれます。
約300年の歴史と伝統を誇る「八戸三社大祭」。見どころは三神社の神輿行列と、神話や歌舞伎等を題材に制作された高さ10m・幅8mにもなる豪華絢爛な27台の山車の合同運行。毎年7月31日から8月4日までの5日間、八戸の街は独特の熱気に包まれます。
元は三陸の漁師の浜料理で、ウニとアワビの薄切りをお湯やダシ汁で煮て、塩と醤油だけで味付けしたシンプルなお吸い物。白く濁った汁の中に浮かぶウニを「野いちご」に見立てて名付けられました。お祝いの席や正月には欠かせない八戸地方の郷土料理です。
普段は何もない広大な岸壁に、毎週日曜日の早朝にだけ出現する街。それが館鼻岸壁朝市。全長800メートルにわたって300以上の店が立ち並ぶ国内最大級の巨大朝市です。八戸自慢の海産物、穫れたての野菜や果物、手づくり総菜から雑貨まで、ありとあらゆるものが並びます。
港町・八戸では、漁から戻った海の男たちをもてなす飲食店が発達してきました。中心街にはそれぞれ独特の雰囲気を持つ8つの横丁があり、バラエティ豊かなお店が揃います。店主や隣の客との距離が近く、初めてでもすぐに仲良くなれるのが横丁の魅力です。
国の重要無形民俗文化財「八戸えんぶり」は、八戸地方に春を呼ぶ豊年祈願の郷土芸能。冬の間眠っている田の神を起こし、田に魂を込める儀式とされています。見どころは馬の頭をかたどった華やかな烏帽子を被った太夫が、頭を大きく振る独特の舞。毎年2月17日から20日の4日間、市内各所でその舞が披露されます。
「種差天然芝生地」は種差海岸を代表する景観スポット。海沿いの険しい岩礁とのコントラストも美しい天然芝の風景は、まるでスコットランドの海岸を思わせるような佇まいです。初夏から秋にかけて緑一面の芝生に彩りを添える、ニッコウキスゲやハマギクなど四季折々の花々も魅力です。
階上灯台のある小舟渡海岸は青森県の最東南端の地。芝生地帯、岩礁地帯と変化に富んだ海岸線が特徴で、三陸復興国立公園の一画を占めています。県内で一番早く朝日の昇る場所で、水平線から昇ってくる朝日は絶景。毎年7月下旬に行われる「いちご煮祭り」の会場でもあります。